不倫。
現代においては倫理的に許されていません。
一夫一婦制。
過去にはこの制度が異質であったという現実があったとしても、今の状況照らし合わせて考えると批判されることは仕方ないと思います。
僕たちは常に「いま、ここ」を生きている。
今という文脈を踏まえて考えていかなければなりません。
さて、音楽プロデューサーの小室哲哉さんに不倫報道があったようです。
彼はglobeのKEIKOさんと結婚しています。
しかし、違う女性と仲良く会っていたことがメディアによって公開されてしまいました。
今回の騒動によって、小室哲哉さん自身が記者会見を開き、引退宣言をするまで事態が発展してしまいました。
目次(クリックで移動します)
小室哲哉の不倫報道
有名人の不倫情報を公開することが多い週刊文春。
そこから小室哲哉さんの不倫報道がありました。
文春の記事によると、2017年12月から東京都内の高級ホテルで愛瀬を重ねていたとのこと。
部屋をチェックアウトする際に仲良く腕を組んで歩いていたところをカメラに収められて、証拠写真も残されてしまった。
小室哲哉さんは見つからないとでも思ったのでしょうか。
チェックアウトをして外に出ても警戒をしていない証拠ですから、見つかるはずがない、と思っていたのでしょう。
少しだけ人の認識の原理について書いてみます。
現実をどのように認識する生き物なのか。
人は悪いことに対する想定を、甘く見る傾向があります。
「多分、大丈夫だろう」「問題ないはず」と。
最初はそんなことは無かったのだと思います。
不倫相手と会う際には警戒をして会っていた。
けど、密会を繰り返すうちにリスク認識がどんどん甘くなっていったのでしょう。
問題が起きないことを繰り返すうちに人の認識は変化していきます。
「今まで大丈夫だったから次も大丈夫。」
次も大丈夫なんて保証はどこにも無かったとしても。
過去の延長上で未来を予測する癖のある人はリスク認識が甘くなっていきます。
その集積がリスクを増大させていく。
積み重なったリスク認識の甘さは大きな損失を被ってかえってくる。
見つからなければ問題ない、なんてことはありません。
けど、自分がやっていることのおかしさを常に意識していれば、今回のようなスクープは起きなかったと思います。
また奥さんのKEIKOさんが実家に帰省した際には、夫婦の自宅へ招き入れ、一晩を過ごしたとのこと。
不倫相手の女性宅にも泊まっていたこともあるよう。
言い逃れが難しい証拠がいろいろと揃ってきている状況。
小室哲哉さんはどう言い逃れをするのでしょうか。
小室哲哉が不倫?浮気相手の情報
出典:bunshun.jp
今回の報道で浮気相手とされている女性の情報。
職業:看護師
見た目:柴咲コウ(女優)似の美女
婚歴:離婚歴があるシングルマザー
住所:小室哲哉さんの自宅から車で5分ほどのマンション在住
名前は詩織さんと言うらしく、シングルマザーで小学生の息子がいるとか。
離婚した元旦那から養育費をもらって青山に住んでいるようです。
以上が、現時点で判明している情報です。
週刊文春に浮気相手の写真も掲載されています。
けど、一般女性のためモザイクがかけらています。
出典:youtube.com
※小室哲哉さんの運転手付きのベンツに乗り込んでいる時の画像(一人のときにも、この車を使っていたとの情報も入っています。)
モザイク越しにも美女だろうということは予測がつきます。
スタイルもいい女性ですね。
身なりも意識して美しくしようとしている人のように見えますし、身体のケアもしっかりと意識してやっていそうな感じを受けます。
小室哲哉さん自身の車を好きに使わせるということは、ある程度の信用と距離感がなければ起きない出来事だと思います。
ただらぬ関係であることは写真だけでも想像することができます。
そして、ツッコミを入れられたら言い逃れができないようなことでも周りを気にすることなくしていたというのは考えるべき点だと思います。
小室哲哉と不倫相手の出会いは都内のクリニック
二人の出会いは「ニンニク注射」で有名な東京都内のクリニック。
平石クリニック。
院長は著書も出している有名な方ですね。
六本木一丁目クリニック、エイベックスビルクリニックという情報も浮上してきているようです。(この二つは同系列のクリニック)
不倫相手はテレビ番組で小室哲哉さんに注射するシーンも映っていたり、ホームページにも掲載がされていたりと誰でもみれる状態に会ったようです。
今回の騒動で明るみになった今は、もう見ることはできないでしょう。
テレビ番組は2014年よりも以前に放送されていたものになるので、二人の付き合いは結構長いものと考えて良さそうです。
二人が出会って仲良くなるにつれて、クリニックに通うことはなくなり、自宅に招いて注射を打ってもらうようになっていったようです。
信頼から恋愛感情へ。
自然な流れといえばそうですが・・・・・・
小室哲哉さんには奥さんがいた。
介護の大変さを理解して支えになっていた、ということもあるもかもしれません。
その大変さは経験をした人にしか分からないでしょう。
心身共に感じる負担の大きさを、分からない大多数の人からの、意見に覆われていってしまうのが現実だと思います。
目次に戻る小室哲哉の不倫に対する苦しい言い訳
彼は週刊文春の取材に対して「一緒に寝た」ことは認めた。
しかし、肉体関係はないと小室哲哉さんは主張しています。
「おれはやってない。」と。
これはあまりに苦しい言い訳でした。
もっとマシな言い訳があったような気がしてなりません。
いろんな証拠写真を撮られて、状況証拠も抑えられている状況で、女性と一緒に寝たけど肉体関係はない、というのは余りに苦しい。
この件でネット上でも炎上してしまったようです。
「そんなわけないだろ。」と。
加えて、奥さんがいない間に自宅に招いていた、というのも印象が悪いようです。
自ら情報を伝えれば伝えるほど、墓穴を掘ってしまっている状態になっていた。
それだけ心身共に憔悴しきっているのでしょうか。
小室哲哉の浮気相手はKEIKOだった!?そして離婚へ。
彼が華原朋美さんと別れた後、すぐにASAMIと結婚したことは有名です。
しかし、小室哲哉さんにとってASAMIとの結婚は誤算だった。
ASAMIとの結婚する予定は全くなく妊娠してしまったため、結婚するに至ったという情報が浮上してきています。
ここからがまたすごい。
妊娠中のASAMIが小室哲哉さんとの浮気を疑って、先輩にあたるKEIKOに相談をしていたようです。
しかし、小室哲哉さんとの浮気相手はKEIKOだったと。
なんと言っていいのでしょか。
ゲスな話ですね。
ASAMIに関しては、妊娠後に堕ろすなどという行為には至らず、無事に女の子を産みます。
無事出産しますが、破綻してしまっている夫婦関係を修復することは難しく、結婚から10ヶ月という短い期間で離婚することになってしまいます。
目次に戻る小室哲哉の歴代彼女(浮気相手を含む)
出典:imgrum.org
- 大谷香奈子
- 篠原涼子
- 華原朋美
- KEIKO (山田桂子)
- ASAMI (吉田麻美)
このリストをみて何か気付かないでしょうか。
いままで仕事で関わってきた人たちです。
仕事で関わった人たちを順番に頂いていくようにもみえてしまうのが悲しい。
一般女性も含むと相当数にのぼると言われているようです。
女好きっぷりが半端ないですね。
英雄色を好む、とうことでしょうか。
小室哲哉の不倫騒動が引退へ追い込んだ
彼の不倫報道が始まってから様々な情報が開示されていった。
その過程で小室哲哉さんの回答があったが、状況を悪化させるような回答を繰り返す結果となり、すべての対応を後手にまわっていった。
自身がメディアと対応すればするほど、自分の首を締めることになっていました。
そして、適当な対応でコントロール出来なくなり、2018年1月19日に記者会見を開くことに。
会見で引退を宣言することとなった。
「僕なりの騒動のケジメとして、引退を決意しました」と。
あまりにもマイナスなイメージが拡散しすぎた。
不倫から過去の浮気相手に関してなど、女性関係に対するユルさ。
露骨にやり過ぎてきたのでしょう。
彼は恋愛関係の破天荒さを隠す、ということをあまりしてこなかった。
それが今回の騒動で様々なことに引火して広がっていった。
炎が広がるスピードは早く止めることもコントロールすることも出来なかった。
そうして引退をせざるを得ない状況になってしまったのかもしれません。(もちろんKEIKOさんとのこともあるのでしょう)
たとえば、小室哲哉さんが業界に残ったとしても、プロデュースするものが彼の名前が出るたびに、今回の騒動に対するイメージがついてまわるでしょう。
自分自身がメディアに出るということだけでなく、裏方でプロデューサーとして動いていくとしてもマイナスの方に働くのは間違いありません。
何かを生み出すということは、創造者のイメージが必然的に付随してくる。
イメージが創造されたものの価値を高めることもあれば、毀損してしまうこともある。
創造で分かりづらかったら「ブランド」で考えてみると分かりやすいかもしれません。
ハイブランドと言われるパリコレなどのブランドは、商品そのものに対する価値だけではなく、歴史や広告戦略で作り出されたイメージによって価値が担保されている。
現代における価値というのは、往々にしてそういうものだと思います。
いわんやアーティストおいておや。
イメージというカタチのないものの影響力の大きさ、怖さを感じます。
カタチがないからこそ一瞬で崩壊する。
小室哲哉はすぐには引退しない?
小室哲哉さんの引退に関する情報が続々と流れてきていますが、現在の判明している限りは「すぐには引退しない」ということになるようです。
報道された内容とは違った展開に、戸惑っている人たちもいるとか。
今後の活動は「ラストアイドル シーズン2」でアイドルをプロデュースをし続けることがわかっています。
その他、2018年1月24日に日本武道館で開催予定の超英雄祭 KAMEN RIDER × SUPER SENTAI LIVE & SHOW 2018」や「2nd PANDORA」、テレビ番組の「うたコン」にも出演をされるようです。
不倫の事実はどうあれ、クリエイターとしての活動は、継続することを願っていたファンも多くいることから、様々な感想が出ているようです。
プロダクションへの貸しで、まだまだ引退出来ない?
小室哲哉さんは楽曲の著作権・原盤権に絡んだ詐欺容疑で2008年に逮捕、有罪判決を受けたたことは有名で知っている方も多いでしょう。
その時の負債をすべて返済し終わっているのかと思いきや、プロダクションに億単位で貸しがあり、今回の騒動で法廷闘争にもなってしまっているようです。
急に引退されて収入の目処が立たない状態で、返済をどうするんだ、というプロダクションの思惑もあり、完全引退という状態はないのかもしれません。
小室哲哉が作詞・作曲してきた印税収入があれば問題ない?
彼の引退後にいくつかプロデュースしたり、自身が出演するイベントがあったりしますが、仕事量は激減し、収入の目処はどうするつもりなのでしょうか。
記者会見でも収入への不安も言及していました。
けど、小室哲哉さんには印税収入があります。
引退後の主な収入になりそうなのは、JASRAC(日本音楽著作権協会)から入ってくる作詞・作曲の分配金。(いわゆる印税と言われるもの)
過去の詐欺騒動時には原盤権も所有をしていた時には、15億以上あったとか。
原盤権を無くした当時に比べたら、相当分配金は減っている状態ですが、それでも2億円あるのではないか、と言われています。
いわゆる、トップクラスの作詞、作曲家になると2億を超えると言われているとか。(トップクラスは、秋元康、松本隆、阿久悠、筒美京平などの有名な方々。)
加えて、妻のKEIKOさんの実家は、明治38年創業の高級ふぐ料亭を経営し、KEIKOさんの姉は西麻布に出している飲食店でミシュランで星を獲得するほどの実力店で、かなり繁盛しているとか。
小室哲哉がJ-popの一時代をつくった
とはいえ、彼が日本の音楽シーンにおいて時代をつくったのは間違いありません。
90年代の音楽業界に小室哲哉さんが与えた影響は計り知れない。
彼が一世を風靡した時代を起点として、時代は大きく転換している。
広い意味での社会状況や経済状況、それに伴った国際関係的もあるでしょう。
それを踏まえてみても、彼が与えた影響は大きい。
音楽に詳しい業界人は日本の音楽の歴史を俯瞰して見るときに「小室前、小室後」という視点軸をつくって時代を捉えようとする人もいるくらいです。
時代認識以外にもマーケティングの視点、人々の感情の視点、プロパガンダや洗脳の視点で小室哲哉さんの活動をみる人もいるくらい。
それほど時代を動かした人でした。
そのクリエイターが、まだまだ創作意欲が衰えないにも関わらず、引退を宣言せざるを得ない状況にまで追い込まれてしまった。
世間の意見は見渡するといろいろあります。
「引退して当然」という声もあれば、「引退する必要はなかった」という声も。
「辞めてほしくない」という声も広くある。
小室哲哉さんのファンでないにしろ、どんな世代の人であっても、彼のプロデュースした楽曲の影響を少なからず受けているでしょう。
直接的ではなかったとしても、間接的に影響は受けている。
それほど彼は日本の音楽シーンに影響を与えた。
僕個人としては「引退する必要はなかった」のではないかと思います。
クリエイター自身がどうなのか、という事とクリエイターが生み出す創作物は同列でみるべきものではないと思います。
というか、人の心に響くものを生み出せるクリエイターは、得てして人と違った生き物です。
人と違ったモノの見方、考え方、世界の捉え方をしているから、常識に捉われない新しモノを生み出すことができるのだと思います。
そういった人は、普通の人から見れば、「変なヤツ」でしょう。
キレイに整っていない、いびつな存在。
だから、ココロが動くモノ、感動するモノ、新しいモノを生み出していける、と。
そう思います。
その意味で小室哲哉さんは引退する必要はなかったのではないかと感じてしまいます。
目次に戻る小室哲哉の経歴・プロフィール
小室哲哉(こむろてつや)本名も同じ。
生年月日:1958年11月27日
出身:東京生まれ
幼少(3歳)よりクラシックの英才教育を受けて育つ。
1983年にTMネットワーク結成。1983年にソロデビュー。
1995年にglobe結成。
この辺りから小室の楽曲が時代を作っていく。
プロデューサーとして、多くのアーティストを生んでいく。
CDの売り上げに対する常識を壊して、自ら上限を更新していく。
2002年にKEIKOと結婚。