「分かりやすいことに大切なことってないんじゃない?」
日々をなんとなく過ごしてしまいがちで、日本に古来よりある美しいものへの理解が単純化されて、隔てられた見方しか出来ていないんじゃないの、と問いを投げかけられているように感じます。
彼女の発する言葉。
出版されているものに綴られている言葉には、僕たちに対して、いつもそんな問いかけを投げかけているように感じてしまいます。
大切なものはそこにあった。
手にしているものをじっくりと見て。
一般化されたような見方じゃないところに大切なものが眠っているかもよ。
そう言われているようです。
フリーのライターであり、編集者でもある橋本麻里さんがマツコの知らない世界に出演されます。
今回の出演では和菓子の世界について紹介してくれるそうです。
彼女の存在は知っていましたが、それほど気にして調べていませんでした。
それを、今回のテレビ出演を知ったのをきっかけに感じましたので、少し調べてみようと思います。
橋本麻里(ライター)の経歴・プロフィール
名前:橋本麻里(はしもとまり)
生年月日:1972年
年齢:45歳
出身:神奈川県
学歴:国際基督教大学教養学部
職業:ライター・編集者
彼女の卒業している大学はリベラルアーツを標榜するだけでなく、実際に実践をしていこうとする数少ない大学の一つだと思います。
彼女の美術への造詣は、様々な分野の知的世界を繋ぎ合わせた中で生まれてきているものが多いはずです。
彼女は大学を卒業後、草月出版という出版社に入社することになります。
草月出版で現代美術の会員誌の編集に携わったのちに独立。
独立後は様々な雑誌で執筆し連載もいくつもあるそうです。
有名な雑誌では「AERA」「BRURUS」「文藝春秋」「文藝春秋」など。
評論は日本美術、工芸、現代美術、デザインなどを主題にすることが多いようで、橋本麻里さんの専門分野なのでしょう。
僕の彼女に対するイメージは、日本文化に対する造詣の深さと、大多数の中にいながらも少数の視点からも見える世界も合わせて楽しませようとしてくれる人のように感じます。
変わらない美しさと普段は見えない視点を提供して気付きを与える。
いろんな側面から提示する。
ハッとした気付き。
その気付きが日常では得られない美的世界への誘いを作る。
そんな一側面以外にも、こんな美しい見方があるんだよ、というような問いかけが面白いなーと思います。
今回、橋本麻里さんが出演されるマツコの知らない世界では、和菓子の紹介をされるようですが、どんな感じで見せてくれるのか楽しみです。
橋本麻里(ライター)の父や母など家族について
彼女の父親も有名人ですよね。
高橋源一郎さん。
小説家で文芸評論家、明治学院大学教授。
彼の仕事振りは有名で本も何冊か読ませてもらったことがあったのですが、今回プライベートに関しても知ってビックリしました。
バツ4。
5回結婚しているそうです。
橋本麻里さんは一番最初の奥さんの子供とのことで、そこから4人の母親を体験していることになります。
未知過ぎてコメント出来ません。
きっと辛いこともあったのだと思います。
いや、無かったかもしれません。
けど、そんなプライベートも含めた経験が橋本麻里さんの知的世界を豊かにしていって、紡ぎ出されるテクストにも魅力が付与されているかもしれません。
ちなみに、4人目の奥さんは室月佑月さんだそう。
それも踏まえて彼女の話していることを聞いてみると、また違った視点でみれるかもしれません。
世界の見方、価値へ捉え方。
意味を重層化することで見えてくることもあると思います。
橋本麻里(ライター)の結婚や子供はいるの?
彼女は結婚してるのでしょうか。
調べてみると結婚はしていないようです。
理由は彼女のみ知るところだと思います。
知の世界知る。
美的な世界を知った。
そして日本美への深さを広さを知る。
いろんな過程を通して彼女なりの矜持があって結婚をしていないのかもしれません。
素晴らしい仕事をして僕らに価値を提供してくれている人に対して、外野がとやかくいうことではないのかもしれませんね。
目次に戻るまとめ
橋本麻里さんの知らなかった側面を知ることが出来ました。
彼女がどのような経歴でいまに至っているのか、どんな環境で育ってきた人なのか。
いろんな情報が足されたことによって、彼女が書き綴っているテクストに対する見方が変化していくのだろうと思います。
テクストはそれ自体で存在し得ない。
書き手を離れたテクストは読み手との関係性において意味は発生していきます。
僕ら一人一人がどんな文脈で読んでいくのか。
その関係において価値も発生するのだと思います。
あなたにとっても価値あるものになりますように。